Appleが「OS X」を「macOS」に改名!?

Apple開発者向け会議「WWDC2016」が開催されてます

Appleが、開発者向け会議「WWDC 2016」を6月13日~17日の日程で開催しています。
Appleファンのみならず、今後、Appleからどんな製品が発表されるのか?
とても注目しているイベントです。

 

基調講演の中で気になったトピックは?

初日の基調講演では、

  • Apple Watchに搭載される「watchOS」
  • AppleTVに搭載される「tvOS」
  • Macに搭載される「macOS」
  • iPhoneに搭載される「iOS」

という、Appleの4大プラットフォームのアップデートについて紹介されました。
そんな中、気になる「macOS」という言葉。

普段利用しているMacは、今までは「OS X」というプラットフォームでした。
それが「macOS」に変更されることは多少なりとも驚きました。

AppleはこれまでOS Xという名称を15年間続けてきましたが、iOS、tvOS、watchOSのいずれも“OS”の前に名前が付いていたのに対し、OS Xだけは後ろに付いていたので他に比べ違和感があったのは事実かなぁと思います。
おまけに「X」って何?と、ずっと思ってました。
それが、「mac」に変更されることでパソコン用のOSであることがすぐに分かるようになるのかなと思います。

次期macOSの名称は「Sierra」。シエラネバダ山脈。

そこで次期「Sierra」からは、ほかのOSと同じく前に付くように「macOS」に改名するようです。ちなみにSierraはアメリカのカリフォルニア州東部にあるシエラネバダ山脈(Sierra Nevada)で、OS Xの“El Capitan”はその山脈の中の一枚岩のことを言います。

Sierra_Nevada_aerial
いつもながら、Appleが採用する名前はオシャレです。

機能1. Auto Unlock

Sierraの最初の機能として紹介されたのは、「Auto Unlock」。
これはApple Watchを身に着けた状態でMacに近づき、Macを開くだけで自動的にロック画面が解除されるというもの。
ユーザーは煩雑なパスワード入力から解放されます。
ただ、仮に他人がApple Watchを身につけていた場合、本人かどうかの確認はどのように行うのでしょうか?
常に身につけているというのが前提ということでしょうか。
疑問が残る部分はありますが、かなり便利になることは必至です。
その前に、Apple Watchも買わねば…。

機能2. Universal Clipboard

続いて紹介されたのが「Universal Clipboard」。
この機能はiPhoneやiPadのクリップボードと共通化するもので、iPhoneやiPadでコピーしたものをMac上に貼り付けることができる機能のようです。
コピーはテキストのみならず、動画や写真なども可能とのこと。
普段携帯するiPhoneとかで撮影した、その場の気になることをクリップボードとして、
自宅のMacでも確認できるようになるのは良いと思います。

機能3. iCloudの拡張

もう1つ紹介されたのがiCloudの拡張で、Mac上にある様々なドキュメントをiCloud経由で、ほかのMacやiPad、iPhoneと同期できるようになります。
Mac同士の場合、デスクトップに置いたファイルなども同期できるとのこと。

そしてローカルのストレージがドキュメントなどで圧迫され空き容量が少なくなった場合、ストレージを自動的に整理するツールが加わり、古い文書やメールの添付ファイル、見終えたiTUnesムービーや高解像度の写真などをiCloudに移行させる機能が搭載されるとのこと。

機能4. 決済サービス「Apple Pay」がWeb上でサポート開始

また、決済を行なうApple PayもWeb上でサポート。
Apple Pay対応サイトで商品を購入した場合、ワンクリックでiPhone側のApple Payを呼び出し、指紋認証1つで決済が行なえとのこと。
しかし、Apple Payは現在アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、シンガポールの6カ国で利用可能ですが、残念ながら日本はまだ対象外のまま。とても残念。

機能5. アプリをまとめる「タブ」機能が改良

アプリをまとめる「タブ」機能もOSレベルで実装。
これまでタブは主にWebブラウザなどで実装されてきたが、今度からは地図や画像ビューワなどでも対応できるようになります。
このタブ機能は開発者が実装する必要はなく、OSレベルで対応できるみたいです。
Webブラウザで観ている動画などを動画単独でピクチャー・イン・ピクチャー表示でき、メールやほかの作業をしながら動画を観るといったことも可能になるようです。

機能6. ついにMacに「Siri」が搭載

そしてSierraの最大のアップデートは、ついにMacにiOSでお馴染みの音声アシスタント「Siri」が搭載されることです。
Mac内の画像を検索して、Siriから直接その画像を現在作成中のファイルに貼り付けることだって可能です。
また、検索結果を通知領域にクリップしておき、いつでもそのデータが使えるようするといったことも可能になるようです。

macOS版のSiriはiOS版Siriと同じように、ディープラーニング(深層学習)を搭載しています。ローカルのプロセッサパワーを駆使し、写真の内容などを認識/理解、声で検索します。

Sierraのパブリックベータは7月より、正式版は秋に無償アップグレード提供予定です。
対応するMacはLate 2009のパブリックベータMacBookおよびiMac、そして2010年以降のMacBook Air/Pro、Mac mini、Mac Proとのこと。

今から、アップデートされるのが楽しみです。
が、果たして使いこなせるのか?